美味什錦冷菜‐‐‐其の四皿目
2007年 02月 25日
美味什錦冷菜‐‐‐其の四皿目
海の幸三冠王
クラゲ、鮑、蟹、の三味冷菜の盛り合わせです。
説明もれですがここ第一樓は北京料理店です。中国北方系の料理で
黄河流域で発達したものですが、山東料理が主体で宮廷料理として
採用された為、高級感が強く、多種多様な料理がある。しょう油塩の
味付けがベースで一見油っこく重たい料理に見えても、食すると意外と
あっさりしている特徴があります。
クラゲ‐‐‐見た目は簡単に合えているように見えますが、決して真似できる
ような味ではありません。薄味ですが見事に調和が取れた上品な一品です。
鮑‐‐‐蒸した鮑がころよく柔らかくスライスされ刻み土生姜が食を進ませます。
帆立貝柱のソースの仕上げに似ているのでいつかこの味を研究したいです。
しょう油、ごま油、土生姜・・汁がにこごりで固まる寸前をソースとして使っています。
蟹‐‐‐蟹の甘さを殺さない薄味の汁はやはり刻み土生姜をまぶして味を
まとめています。