天目椀と言う宝物がふえました。
2007年 10月 15日
中国に行く前にお茶の友達からアジアでは日本人が好むので
「天目椀」を作り始めていて、タイでさえ窯で焼くようになって、
日本より、ズーと安く買えるので、見かけたら買ってらっしゃい。と、
アドバイスを貰っていて良かったです。
西安で、一番大きく古い窯に連れられて行きいろいろ見ていたら、
すみっこに「天目椀」と、札があり、椀が3個置かれていて、
一づつ手に取り、一番馴染めそうなのを貰って帰りました。
今回の旅行のお土産として一番嬉しかったものです。
中国の南宋時代に生まれたという「曜変天目」(ようへんてんもく)。
天目の語源は、当時、浙江省天目山地方へ修行に出かけた日本の
僧侶たちが、抹茶用の茶碗として持ち帰ったことに由来します。
その最高峰と位置づけられているのが大小の星紋が浮かび、
そのまわりが玉虫色に光沢を放つ「曜変」。
(私の天目椀)
「曜変天目」は名椀として、茶人たちに珍重されてきました。
そこには、脈々と受け継がれる茶の湯の精神と、
壮大な宇宙のロマンが感じられます。超高温高圧の焼成による
驚異的な作陶は、「宇宙焼」とも命名されました。
カナダからのカズコさんに見せたら、日本で天目台を買って
飾れば凄く良いわよ。と、言われました。
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